阪神は20日、ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、19日DeNA戦(東京ドーム)で放った球団新人最多23号ソロの記念球を、近日中に兵庫県・西宮市内の甲子園歴史館で展示すると発表した。

佐藤輝は、1点ビハインドの9回にDeNA三嶋から左翼へ本塁打を放ち、69年に田淵幸一が記録した22本塁打を更新した。ホームランボールは球場係員が回収し、その後球団スタッフの手元に渡った。

甲子園歴史館の担当者は「このたび、球団新人最多本塁打記録を塗り替える23号本塁打の貴重な記念球を展示させていただけることになりました。田淵幸一さんが打ち立てられた記録を約半世紀ぶりに更新されたことは、歴史に残る偉業だと思いますし、皆さまに球団史に残る歴史の1ページを、ここ甲子園歴史館でお伝えできることを大変光栄に思います。佐藤輝明選手の今後のますますのご活躍を阪神甲子園球場一同、祈念しております」とコメントした。

なお、甲子園歴史館はリニューアルに伴い、9月6日から22年3月ごろまで一時休館される予定となっている。