ロッテの新外国人左腕、エンニー・ロメロ投手(30)が入団後初先発した。5回途中2失点で降板し、初勝利はならなかった。

初回からボール先行となったが要所は力で押し、3回まで無失点でしのいだ。4回に先頭の栗原に同点12号ソロを浴び、その後3四球で1死満塁のピンチを迎えるも、併殺打に切った。

味方が5回に勝ち越したが、その裏に柳田の犠飛で同点とされ、栗原に右中間二塁打を打たれたところで交代になった。球団広報を通じて「今日の投球は良くも悪くもなかった。自分の100%の力を出したが、結果はついてこなかった。次の登板に向けてしっかり良い準備をしていきたい」とコメントを寄せた。

昨季までは中日でプレー。今季はメキシカンリーグでプレーし、ロッテが6月中旬に獲得を発表していた。自慢の直球はこの日は150キロ前後をマークし、最速でも155キロに達した。一方で投球91球のうち42球がボール球になるなど、課題を残した。次回も中6日の先発になる見込みだ。