日本ハム荒木大輔投手コーチ(57)が、西武松坂大輔投手(41)の現役最後の雄姿を一塁側ベンチから見守った。「他の選手の何倍も投げてきて、本当にやり切ったと思います。最後まで彼らしい姿を見ることができて、うれしかった」。
松坂の名前の由来となった荒木投手コーチは、04年から06年までは松坂と西武でコーチと選手の間柄だった。「一緒にライオンズのユニホームを着ていた頃は、ホームが一塁側ベンチで(この日と)同じ光景だったので、懐かしい感じがしました」と、メジャー移籍目前だった当時を思い出しながら引退登板を見つめた。