中日堂上直倫内野手(33)が8日、ナゴヤ球場で独自練習を行った。4日から同地でスタートした秋季キャンプは免除されているが、初のキャンプ休日で空いたグラウンドを利用してロングティーなどで汗を流した。

プロ15年目を終えた堂上は特権を最大限に活用する。「中(室内)でやれないことをやれる時に。(打球をもっと)飛ばせるように手の使い方を柔らかくということを意識して」。独自練習は続けているが、立浪新体制でスタートした秋季キャンプ初の休日を見計らい、新打法の手ごたえを確認した。

今季痛感した自分のイメージと違う飛距離。福留から「やってみてもいいんじゃないか」とアドバイスを受けて取り組み始めたという。新体制となり、二塁を筆頭に内野の定位置争いも激化が予想される。「競争に入れるように自分の足りないところを補いたい」。ベテランの域に突入した堂上にも休む間はない。