実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏(49)らが設立し、来季から「ヤマエ久野九州アジアリーグ」に参加する新球団「福岡北九州フェニックス」は17日、初代監督に今季までBC・栃木でプレーした西岡剛氏(37)が就任すると発表した。 ロッテや阪神、メジャーなどで活躍した西岡は、選手兼任監督となる。球団を通じ「このたび、福岡北九州フェニックスの監督に就任することになりました。九州に身を置いて野球に携われることをうれしく思います。野球というスポーツを通じて沢山の方と出会い野球の楽しさをお届けできるように頑張ります。よろしくお願いいたします」とコメントした。 なおヘッドコーチには今季BC・茨城の監督を務めていたジョニー・セリス氏(34)が就任する。 また同日、3年間プレーしたBC・栃木からは自由契約として退団が発表された。

 

◆西岡剛(にしおか・つよし)1984年(昭59)7月27日、大阪府生まれ。大阪桐蔭では3年夏に甲子園出場。02年ドラフト1巡目でロッテに入団。10年に最多安打、首位打者を獲得。主将としてもリーグ3位からの「下克上」日本一に貢献した。10年オフにポスティングで米メジャーのツインズに移籍。13年に阪神に移籍し、18年10月に自由契約となった。19年からBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに入団した。06年WBC、08年北京五輪出場。ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞3度。NPB通算1125試合出場、打率2割8分8厘、61本塁打、383打点、196盗塁。182センチ、82キロ。右投げ両打ち。