阪神藤浪晋太郎投手(27)は強化練習最終日となった28日、鳴尾浜で「ブルペン締め」した。

約50球を投げた後、秋季練習も含めた期間を振り返って「技術的な(ことができた)期間でしたし、体作りを含めていい時間だったと思います」と充実感たっぷり。オフに向けて「ボールを投げない期間は必要なので、投げる期間、投げない期間とメリハリをつけてやりたい」とイメージした。

今季はプロ9年目で初めて開幕投手を任されながら、21試合登板で3勝3敗、防御率5・21にとどまった。来季は泥臭く先発ローテ争いに割り込む必要がある。日本シリーズでのオリックス山本らの快投を目に焼きつけ「単純にすごいなと思います」。22年は節目の10年目。輝きを取り戻す。