ソフトバンク東浜巨投手(31)が21日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み1000万円ダウンの年俸8000万円で更改した。

今季は14試合に登板し4勝4敗、防御率3・70にとどまった。「ダウンは当然。この1年間はまったくチームの力になれず悔しい思いをした。何もアピールできる成績ではなかった」。素直にダウン提示を受け入れた。

右肩の違和感で春季キャンプから別メニュー。開幕にも間に合わなかった。シーズンも後半戦はファーム落ちするなど「浮き沈みの激しいシーズンだった」と振り返った。17年の16勝(5敗)を最後に2ケタ勝利は遠のいている。契約交渉の席では球団側から来季の2ケタ勝利を期待され「身が引き締まる思い」と気を引き締めた。

来季は開幕から先発陣をけん引するつもりだ。中日からFA移籍した又吉にも「負担をかけないように頑張りたい」と言い切った。(金額は推定)