ゲームでも重宝される強いキャラになる!? 西武のドラフト1位、隅田知一郎(ちひろ)投手(22=西日本工大)が13日、結果を残して、パワプロで高い能力を持った選手になることを誓った。

この日、人気ゲーム「実況パワフルプロ野球(パワプロ)」最新作の自身の選手データが発表された。最速150キロで、コントロールE、スタミナD。プラスの特殊能力は「奪三振」「リリース○」。逆にマイナスの特殊能力には「シュート回転」が付いていた。

隅田は「使い物にならないですよね。自分がゲームをやるのであれば、まだ使わないかな。試合はつくれない」と苦笑い。「シュート回転」が付いていたことについては、昨年6月の全日本大学野球選手権の上武大戦で、中日から1位指名されたブライト健太外野手(22)に、シュート回転した直球を本塁打されたためと推察した。ただ能力は、シーズンで結果を示せば、アップデートで強くしてもらえる。「この能力を覆せるような1年にしたい」と力を込めた。

ちなみに2日前には、寮の部屋でドラフト2位の佐藤隼輔投手(22=筑波大)とパワプロで対戦していた。その時は、佐藤が西武を選んだこともあって、巨人を使い、先発投手には菅野を選んだ。「(菅野は)コントロールもAだし、スタミナもある。スライダーがすごい」。結果は2-0で完封勝ち。パワプロを通じても大投手のすごみを感じた様子。自身もそんな存在になれるよう、現実世界でサクセスストーリーを描いていく。