ロッテのドラフト2位、池田来翔内野手(22=国士舘大)が16日、ロッテ浦和球場での新人合同自主トレに参加した。午前中はグラウンドで汗を流し、午後からは体力測定を行う予定となっている。

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2月中旬時点で1軍メンバーに選ばれていれば、ちょうど1カ月後に実戦の日々が始まることになる。「体の面では70%くらいでき上がっていると思います。あとは目ですね。動体視力の部分で速い直球や、キレのある変化球に対応できる慣れを補っていければ」と見据えている。

自主トレ中には佐々木朗希投手(20)のキャッチボールも目撃。「あのレベルの投手を打っていかないといけないというものは分かりました」と引き締めた。

これまでの野球人生で一番すごかったと感じる投手には、ヤクルトドラフト1位の山下輝投手(22=法大)を挙げた。自身は習志野高の中軸として、3年夏に県大会決勝で木更津総合のエース山下と対戦した。

「僕が一番調子良かった時期に対戦して打てなかったので、あの投手はすごいなと思います。高校生の時は140~150キロの直球と、直球に近い形でツーシームを投げていたので。対戦したことのない(タイプの)投手なので対応が難しかったです」

そういった投手と当たり前のように対戦する実戦の日々へ、振り込んでいる。【金子真仁】