楽天ドラフト5位の最速154キロ右腕、松井友飛（22＝金沢学院大）が16日、仙台市内での新人合同自主トレ第2クール最終日に初ブルペン入り。捕手を立たせて23球。

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6、7割ほどの力感で直球のみを投じて、マウンドの傾斜とリリースポイントを入念に確かめた。「自分の中では体全体を使って、バランス良く投げることを意識していました。全体的には抜けていた球が多かったけど、強い球もいっていたので、これから（状態は）上がってくると思います」と汗をぬぐった。

この日は立ち投げのみも、第3クールでは膝立ち、最終クールで座りと段階を踏みながら、徐々に強度を上げていく。春季キャンプインとなる2・1に向けては「今の自分がどれくらいできるのか試してみたい。1年は長いので1軍に上がるチャンスはある。2軍でも焦らず、自分のやるべきことをやれたら」と足元を見つめながら、プロでの歩みを進めていく。【佐藤究】