ソフトバンクの2年目川原田純平内野手(19)が、フリー打撃で武田から19スイング中8安打とシュアな打撃を披露した。

堅実な守備に定評があり、キャンプはA組に抜てき。この日は外野の間を抜くような鋭い打球連発で打撃でもアピールし「真っすぐだけだったので、思った以上に慣れるのも早かった。いい打球も少しありましたね」。藤本監督も「芯で捉えている。川原田なんかすごく良かった」とほめた。

4日開幕の北京五輪に出ていたかもしれない? 実は小3から小6までクロスカントリースキーに打ち込み、岩手・花巻市の大会で優勝経験もある。そこで培った体力を発揮。午前に行われた6分間走では、A組野手でトップの1700メートルを走破した。「まだ1軍レベルの能力は持っていない。このキャンプはA組で残れるように、しがみついてやっていきたい」と目の色を変えて食らいつく。