高卒3年目で先発挑戦中の阪神及川雅貴投手(20)が「BIGBOSS野球」を警戒した。

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8日の日本ハム戦で今季対外試合の「開幕投手」を務める。7日はブルペン投球で感覚をチェック。敵将の新庄監督も初陣だが「どんな野球をしてくるか分からない。相手がどういう作戦をしてくるか投手も考えておかないといけない」と気合十分だ。

全国的にも注目の一戦で大役を務めるが、落ち着いている。「一番は内容をしっかり。フライで打ち取るよりは、ゴロアウトを目指して、かつ、三振も求めていきたい」。持ち球をフルに駆使して抑えにかかる。

先発ローテーション候補として、矢野監督の期待も大きい。「現状は(時期的に)打者不利、投手有利。抑えて当たり前と思っている」。1軍デビューした昨季は救援で39試合に投げて存在感を示した。左腕先発の一員として、さらなる飛躍への第1歩にする。