阪神は今季初対外試合に臨み、敵将新庄剛志監督（50）の初陣となる一戦に敗れた。

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試合後には矢野燿大監督（53）が場内インタビューに応じた。キャンプイン前に今季限りでの退任の意向を表明して以降、初めてファンの前でその話題に言及。「賛否両論、いろいろな意見があると思う」とした上で「僕も覚悟の上で、自分がどうやれるか、選手たちにどういう姿を見せていけるか、そういうことをこの1年やりきりたいという気持ちでこの1年やっていく。もちろん日本一になって辞めるので、これからもご声援お願いします」と宣言した。

場内インタビューでの矢野監督の主な一問一答は以下の通り。

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－注目の試合を振り返って

「うちとしてはいいところが少なかったが、逆に日本ハムのプレーの中から学ぶというか、こういうのをうちもやっていきたいなというのもあったので、いい練習試合でした」

－ファンの前での試合

「去年は寂しいキャンプになったし、皆さんも楽しみにしていると思うし、僕らも見てもらってね、去年もテルのバックスクリーンを越える打球もあったし。1人1人の声だったり、より近くで感じてもらうことで新たな選手の魅力とか、チームの良さを感じてもらえると思う。ファンに入ってもらえるのは僕らにとってはすごくうれしいこと。今年はうれしいですね」

－収穫、目立った選手

「テルのヒットと大山の本塁打は印象に残っていると思うし、投手はもうちょっといいかなと期待していたが、逆にいい課題が見つかったと思う。残りのクールでどう競争して成長してくれるか、いい課題が見つかったと思います」

－打撃状態

「今ね、藤井（康）コーチにも来ていただいて、いろいろなことに取り組んでいる。結果として出ると本人たちも『これでいいんだな』と、つながると思うし、練習の中で固めていこうとなるし。そういうのが結果が出てよかったなと思いました」

－ここまでのキャンプの手応え

「こうやって実戦をやっていきながら、今やっていることがどうなのかと確認にもなると思う。まだまだ若いチーム、まだまだ伸びると思うし、そういうところをこれからもやっていきたい」

－監督最後の1年、ファンにメッセージ

「僕が今年で退任することに対しても賛否両論、いろいろな意見があると思う。それは僕も覚悟の上で。自分がどうやれるか、選手たちにどういう姿を見せていけるか、そういうことをこの1年やりきりたいという気持ちでこの1年やっていく。もちろん日本一になって辞めるので、これからもご声援お願いします」