阪神は2年ぶりの開幕2連敗となった。

プロ初先発の3年目小川一平投手(24)が5回まで1安打無失点と好投したが、6回につかまった。先頭の9番高橋奎二投手(24)に遊撃内野安打を許すなどで2死満塁のピンチをつくり、ドミンゴ・サンタナ外野手(29)に2点先制の適時打を許しKOされた。小川は「5回までは自分の投球ができていた。6回に打たれたくないという気持ちが強くなりすぎた」と悔しがった。.

【ニッカン式スコア】26日の阪神-ヤクルト戦詳細スコア

2番手渡辺雄大投手(30)も2者連続適時打を浴び、この回に一気に4点を奪われた。課題の救援陣が2日続けて失点を重ねた。

前日25日に8点を奪った打線も、左腕高橋の前に沈黙した。巨人に敵地東京ドームで開幕3連敗した20年以来の連敗スタート。今季限りで退任する矢野燿大監督(53)の就任4年目は厳しい船出となっている。