16日の1軍巨人戦(甲子園)で先発が見込まれる阪神新外国人、アーロン・ウィルカーソン投手(32)が昇格準備を整えた。

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前回登板から中5日で2軍中日戦に先発で調整登板。1回を無安打、2奪三振無失点に封じた。「今日は(当初)軽いブルペンの日だったけど、機会を設けてもらってバッターに投げることができた。感覚もよかった」と納得顔。「しっかり準備してきたから楽しみだよ」と中3日での1軍デビュー戦を心待ちにした。

▼捕手栄枝(ウィルカーソンをリード)「腕の振りが遅れてくる感じで、バッターがタイミング取りづらいのかなと。腕は遅れてくるし、ボールはキュッとくる。どの球種でも満遍なく勝負できる」

▼安藤2軍投手コーチ(ウィルカーソンについて)「タイミングが取りづらいような投げ方をしてるんで、そんなにスピードは出てないけど、意外と空振りを取れたり、バッターからしたらタイミングが取りづらい。ちょっと腕が遅れてくる。フォーム的なところで差し込めてたりするのかな」