下半身の張りで2軍調整中だったヤクルト中村悠平捕手(31)が、開幕後初めて1軍に合流した。

昨季の日本シリーズMVPで、今季からOBで元監督の古田敦也氏がつけていた背番号「27」を引き継いだ正捕手。3月10日の全体練習から1軍を外れて2軍で調整。4月22日のイースタン・リーグDeNA戦(戸田)で代打として実戦復帰し、その後も順調に調整を重ねていた。

この日の試合は降雨中止で、中村は出場選手登録はされなかったが、室内練習場で通常のメニューを消化。クラブハウスからの移動の際には、笑顔を見せていた。

試合後の高津臣吾監督(53)も「来週から登録する予定にはしています。彼もケガでなかなかプレーできなくて、ストレスも貯まっていたでしょうし。来週から頼むぞというような声はかけました。彼が帰ってきて、少しでも昨年と同じような形に近づいてきたのかなと。中村が入って加速してくれたらいいなと思っています。キャッチャーというすごく大事なポジションですし、昨年は6番を打たせて、打線の中でも重要な役割をやったので。非常に期待をしております」と話した。

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