BIGBOSSによる史上最大級のBIGトレードが実現する!? 日本ハム新庄剛志監督(50)が、超大型トレードの成立に意欲を見せた。「どんどんできたらなと」と前向きな姿勢を示して「7対7くらいの(笑い)。大型すぎるでしょ」とスケールの大きな人事を行う可能性も言及した。

新庄監督もトレードを経験したことがあるが、やや苦い思い出だ。メジャー1年目を戦い終えた01年オフ。メッツから他の内野手とともにジャイアンツの投手1人と2対1で交換トレードとなって移籍した。

新庄監督 メッツ1年目が終わった次の日にボビー(バレンタイン監督)から『来年の開幕は4番でいくから準備しておいてくれ』って。休みを3日くらいにしてトレーニング開始しようと思っていたところでトレードになった。気合入らなかったね。俺、生活と野球が常にエキサイティングしていたいタイプ。(メッツの本拠地)ニューヨークって練習行く前の散歩とか買い物でも人を見ていてなんかエキサイティングしていたから。

ジャイアンツ移籍後はボンズと外野を守り、日本人でワールドシリーズ初出場した。それでもトレードの悲喜こもごもを知る。

日本球界では90年オフに阪神とダイエーの間で4対5の大型トレードが成立したが、近年はあまり例がない。新庄監督も「こっちが言っても向こうが『いやいや、ちょっと』ってなるんですよ」と実現へのハードルの高さは認識しているが、BIGBOSSなら自身の経験も踏まえながら、選手が輝くための壮大なプランを実行するかもしれない。【木下大輔】

【関連記事】日本ハムニュース一覧>>