西武の新助っ人ロマー・コドラド外野手(24)が13日、埼玉・所沢の球団施設で入団会見を行った。

育成契約で背番号は115。ベネズエラ出身の193センチ、102キロは「まず第一に西武に対して感謝の気持ちでいっぱい。長所は守備ならば、地肩が強いところ。バッティングはパワーが魅力だと思います」と語った。

西武に在籍するなど規格外のパワーを誇った、あのアレックス・カブレラからもアドバイスをもらった。過去にウインターリーグで接点があったことから電話番号を交換し、「いろんなことを相談するようになった」という。

「日本の野球で成功するには練習など、態度がすごく真摯(しんし)でないといけない。一生懸命やらないといけない」。「自分の国とは違うルールとか規則があるが従うように」。「野球は楽しむものだから、楽しんでやってそういうことをすれば成功するよ」。

他にも日本投手の特徴なども含め、多くの糧となる心得や情報をもらった。またエルネスト・メヒアも「友達の友達」という。

「彼らと同じ活躍をするように、成功を成し遂げたい。日本の野球を吸収するように真摯(しんし)な気持ちでやって、ベネズエラの誇りである彼らに近づきたい」。推定年俸400万からのジャパニーズドリームを描いた。

渡辺GMは将来性に期待を込め「性格的にもいいし、真面目。どうやって日本で成長していくか、これからじっくり見ていきたい」と話した。

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