中日根尾昂外野手(22)が13日、本格的に投手転向へ動きだすことになった。球団はリーグ戦再開の17日までに根尾の選手登録を「投手」に変更。今季は1軍に同行し二刀流を継続しながら、投手へシフトチェンジしていく。

立浪監督の一問一答は以下の通り。

-今後の根尾の起用法は

「根尾は、次のカード(17日巨人戦)から投手登録にする。投げる日、投げない日はあるが、基本は投手が主。ベンチに5回くらいまで入っているので、代打で出ることもあるが、基本は投手でやる方針で(やる)」

-1軍に帯同させながら

「そうです。初めは勝っている場面ではすぐにはいけない。どんどん投げさせていこうと」

-試合前練習内容も変わる

「投手の練習は走ることとゴロ捕とか、あとはけん制とか、フィールディングとか。ショートのノックも受けさせているし、それも下半身強化とか投げることにつながる。外野だったら多少長い距離を投げるとか。基本は投手のために野手の練習もしながら。打つ方は気分転換にさせていきたい」

-投手登録への決めては

「投手の方が、自分は彼の能力が生きると、そこが一番。本人とも話して、本人も納得してやってみたいと。そういう話」

-投手としての強みは

「いきなり150キロが出るのと、2試合しか投げていないが、あの状況でストライクが入る。もちろんこれから投げられる球種も磨いていきながら、将来的には投手やるなら先発を目指して欲しいし。ちょっとずつ来年に向けてやってみたい」

-先発はまだ先

「状況次第。球数も増やしていきながら、最後の方で1度、2度でも投げられれば、いいなあと思っている」

-2軍で調整先発などは

「1軍で投げているのを見てですね。まだ課題も出てくる。そんな簡単にうまくいくものではないと思う」

-ビハインドの場面から

「そうですね」

-投手専念へ向けて内野手の練習をする

「そうですね」

-本人はどう返答

「なんだかんだと、外野はなかなかライバルが多い。(外野の)守りでは素晴らしいものがある。ショートを自分も見ながら練習をやったが、本人も課題が多いと。なら投手でやってみるかという話(になった)」

-野手で先発することは

「いつまでもどっちつかずではいけない。投手を基本でやっていく」

-勝っている試合なら代走など

「まだまだ若いし元気。中継ぎでも投げない日は野手待機で。何かあれば(野手としても)使っていきたい」

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