4位阪神が左右の主砲の活躍で5連勝を決め、今季初めてAクラスに浮上した。

最大16あった借金を4まで減らした。交流戦2位の勢いそのまま、リーグ戦再開初カードで勝ち越し。6月は13試合で11勝2敗と進撃が止まらない。

先発伊藤将司投手(26)が初回、大田にソロアーチを浴びたが、すぐさま反撃に出た。

直後の1回裏、1死一、三塁で佐藤輝明内野手(23)が左中間への2点適時二塁打を放ち逆転。「先取点を取られたすぐ後に逆転することができてよかったです」と喜んだ。主砲の交流戦明け初安打で早々に試合をひっくり返した。

3回には大山悠輔内野手(27)が、2戦連発となる17号2ランで3点差に広げた。前日に2打席連続アーチを放っていた主砲は、この日も頼もしかった。

今季大山と佐藤輝がそろって打点を挙げた12試合で、チームは11勝1敗。初のそろい踏みとなった3月30日広島戦に敗れただけで、4月22日ヤクルト戦から11連勝を飾った。

先発伊藤将は3勝目を挙げた。前回DeNAと対戦した4月6日(甲子園)は、9回2死まで1-0でリードしていたが、牧にタイムリーを浴びて同点とされ、チームは延長戦で敗れていた。同じ甲子園で雪辱を果たした。

3位広島がこの日のヤクルト戦に敗れたため、3位に浮上した。

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