新型コロナウイルス陽性判定を受けて離脱していた日本ハム新庄剛志監督(50)が28日、楽天生命パークでの全体練習で現場復帰した。第一声から「もう暇すぎて、無症状じゃなく無表情だった」と、BIGBOSS節も全開で10日ぶりのチーム再合流に笑顔を見せた。

29日から再開するリーグ戦へ向けては捕手とDH以外の打線固定を明言していたが、チームはこの日も4選手がコロナ陽性と判定されるなど、厳しい状況が続いている。「こうなってしまって打線固定は難しい状況になったけど、ある意味キャンプから開幕していろんな選手を1軍の舞台で使った経験が、他のチームよりプラスに働いていい結果につながるかもしれない。その辺の楽しみはある」と、話した。

BIGBOSSは指揮を執った18日西武戦(札幌ドーム)の試合後に、球団から新型コロナ陽性判定を受けたと発表された。無症状ではあったが、19日以降は隔離静養し、球宴までの公式戦は欠場。チームも山田勝彦バッテリーコーチ(53)や木田優夫2軍監督(53)を監督代行として登録してしのぎ、前半戦最終戦の翌日となった25日に新庄監督の復帰がNPBから公示されていた。

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