阪神の先発藤浪晋太郎投手(28)が、5回まで2桁三振を奪う圧倒的な投球をみせた。

最速150キロ台後半の直球とスプリット、カットボールを軸とした投球で、ストライク先行でカウントを有利に運び、3回まで毎回2三振。中日打線の1巡目を圧倒した。4回は先頭岡林に中前打を打たれ初めて走者を出したが、後続をピシャリと抑えた。

圧巻は5回。先頭の大阪桐蔭の先輩平田を真ん中高めに浮き上がる158キロ直球で空振り三振。木下は外角低めにビシッと決まる160キロ直球で見逃し三振。最後は石垣を151キロ直球で見逃し三振。3者連続三振で、早くも今季最多の10三振に到達した。

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