日本野球機構(NPB)は22日、Jリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議を開き、現在週1回のスクリーニング検査について、見直しの議論を進めることを確認した。

新型コロナの感染症法上の分類を2類相当から5類に引き下げる議論が起きている中、斉藤惇コミッショナーは「(スクリーニング検査は)コスト、選手の負担に比べてどうか」と指摘。自主的に、ほぼ毎日検査する球団もあり、無症状でも陽性なら離脱となる。コロナの社会的扱いに即しながら、今後は症状が出た選手だけ検査する体制を検討する。また、陽性でも無症状の選手は、検査日から2、3日目に続けて抗原定性検査で陰性なら、外部との接触を断つバブル方式で個人練習を可能とする。