阪神ドラフト1位新人の森木大智投手(19)が9日のDeNA戦(横浜)で2度目の1軍先発に臨む可能性が5日、浮上した。

2日の巨人戦(甲子園)で7回を無失点に抑えた西勇輝投手(31)がこの日出場選手登録を抹消され、谷間となった9日に森木が抜てきされる見込みになった。西勇はこの日甲子園で投手指名練習に参加し、キャッチボールやノックなどで調整。故障による抹消ではないもようだ。

森木は8月28日の中日戦(バンテリンドーム)でプロ初登板初先発し、6回3失点で初黒星。だが、5回まで0封するなど、ポテンシャルの高さを示し、矢野監督が「ローテーションのどこかでチャンスは十分にある」と、再び先発させる方針を示していた。その後は中5日で3日のウエスタン・リーグ広島戦(鳴尾浜)に先発。球数を考慮しながら49球を投げ、3回途中4失点でマウンドを降りた。再び中5日となる次戦は、横浜スタジアムでめっぽう強いDeNA戦。プロ初勝利の相手に不足なしだ。

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