日本ハムは清宮幸太郎内野手(23)の決勝弾で、エンゼルス大谷翔平投手(28)がルーキーイヤーだった13年以来のリーグ最下位確定を回避した。試合後のBIGBOSSこと新庄剛志監督(50)の主な一問一答は以下の通り。

 

-先発メネズはアクシデントもあったが、前回、今回と好投。先発として十分やれそう?

もう十分です。うん、十分です。ゲームもつくってくれるピッチャーであることは確かなんで。あと、谷内くん。(8回の1号ソロは)2016年以来のホームランですよね。調子いいからね。向こう、向こう(逆方向)に打ってくるバッターに対してインコースに来たらパコーンって引っ張れるバッターというのは(今後は)向こうも考えてくるだろうしね。素晴らしいホームランでしたね。あと細川くんも元気良いし、使いやすい選手ですね。

-清宮が決勝弾

あれは、たぶん向こうのサインミス。たぶん高めに外してセカンドスロー。ショートがすぐに(二塁ベースへ)入っていたから。それを逃さなかったっていう…(笑い)。なんか、起きますよね、彼の場合。何か起きて活躍する。何かダメで、こっちが(スタメンから)外そうとしたら打ってくれるというね。そういうトラブルを俺が考えながらつくっていけば、活躍する…ヘッヘッヘ。なかなか難しい選手ですよ。まあでも俺ね、1カ月前かな。11本くらい打った時点で『17本、目指しなさい』って。俺、言いましたっけ? この話。言ってない? 17本を目指してシーズンやりなさいということを言って、今16(本)なので。あと1本打ってくれたら、いいですね。それはなぜ、17本ですか? という質問? タイガース時代に『17本、打ってもらわないと』と言われたんですよ。なんで、20本じゃないんだろうって。17本なんだろう…何かあるんじゃないですか? 分からないけど、基準というか。詳しいことは聞いてないけど、それがすごく頭に残っていて、その年は俺、たぶん17本でした。(年俸が)ボーッと上がった気がするんですよね。

-上川畑が8回に好守備

彼も守備に、俺もそうだったけど、自信を持っているんで。彼からしたら「まあまあこれぐらいは」っていう意識はあるんじゃないですか。欲を言えば、あれを捕って(トスは)浮かずにスパンってきれいに投げたかったんじゃないかなと思いますね。あと、メンディーと中島くんと今川くんの外野は、なかなか抜けないじゃないかな。まあまあ、あれ(8回、中川に右中間を破られた三塁打)はメンディーだから、あそこまで行けたんですよ。メンディーじゃなかったら、もう真ん中で抜けてるんで。まあジャンプのタイミングが合ってなかったけど(笑い)。慣れたら素晴らしい外野手になると思いますけどね。中島くんも外野を守って打席に立たせた方がなんか生き生きして。今日もね、ライトオーバー(になりそうだった5回の右飛)。ここ2カ月ぐらいずっと言ってたんですけど、犠牲フライを打てるぐらいの打球を飛ばす選手になりなさいってことを言って、ちょうど外野で生き生きね、楽しそうにやってる感じが、あの打球に生まれたかもしれないし。OK?

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