南国の地で「SHINJO」ユニホームが、初お披露目されるかも知れない。シーズン終了後の10月10日から、宮崎でフェニックスリーグがスタート。日本ハムは初戦のIP(日本独立リーグ野球機構選抜)戦(生目第2)を皮切りに、18試合が組まれている。新庄監督は「ウチのチームを見るんじゃなくて他のチームを見る。オレ、行きますよ」と宣言。来季に向けて、ライバル球団に目を光らせる。

と同時に、自軍の指揮を執る気も「あるあるある」と満々。「僕は(ベンチの)中に入って、いろんなことをさせることが多いから」と示唆した。シーズン中から、他チームの選手の状態や動向なども気に掛けていた。「そんなに(長い期間は)行かないですよ。いろいろ本業の方があるので」と笑い、さらに「(歯が骨折していて)インプラントを入れないといけないから、それの兼ね合いがある」。多忙なオフのスケジュールを調整しながら、監督として視察する予定だ。

28日の札幌ドーム最終戦後のセレモニーでは、「BIGBOSS」ユニホームをマウンドに置き、「SHINJO」と書かれたユニホームを着用して再登場。登録名を変更しての来季続投を発表した。「来年は日本一だけを目指します!」と最下位からの逆襲を、満員の観衆に誓った。有言実行へ、若手が中心となって実戦経験を養うフェニックスリーグに出向いて戦力を見極めていく。

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