レギュラーシーズン2位のソフトバンクが同3位の西武に連勝し、ファイナルステージ進出を決めた。これで19年のCSファーストS第2戦(楽天戦)からポストシーズン(PS)18連勝。「短期決戦の鬼」ソフトバンクが、リーグ王者オリックスへの挑戦権を得た。

3回に柳田悠岐外野手(34)がレギュラーシーズンから“4戦連発”となるグランドスラム。0-0の2死満塁で、西武今井のスライダーを右翼ホームランテラスにたたき込んだ。この日は34歳の誕生日。祝砲となる先制アーチを自らのバットで生みだした。

主砲のアーチで勢いづき、4回には甲斐拓也捕手(29)の右前適時打で加点。先発の東浜巨投手(32)も5回4安打1失点と試合を作った。

ファイナルSは、12日から京セラドーム大阪で行われる。6試合制で、リーグ戦1位のオリックスと対戦。4勝した球団が日本シリーズへ進出する。なお、オリックスにはアドバンテージ(1勝)がある。

▼柳田は10月9日が誕生日。ポストシーズンでのバースデーアーチは史上初めてだった。ちなみに、レギュラーシーズンで誕生日に満塁本塁打を打ったのは、09年6月7日ランビン(ロッテ)まで6人いる。

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