九州大学選手権大会決勝に臨んだ阪神育成ドラフト1位の九産大・野口恭佑外野手（22）は4打数無安打に終わり、チームも敗れて明治神宮大会出場はかなわなかった。5回2死一、二塁で捕邪飛、7回2死一、三塁で中飛と得点機に不発で「最後自分の代で負けて悔しい」とうなだれた。それでもプロ入りへ「悔しさを忘れず、自分は一番下の気持ちからはい上がっていきたい」と切り替えた。

○…育成川原が同学年でドラフト育成1位に指名された九産大・野口恭佑外野手（22）に刺激を受けた。川原と野口は創成館時代のチームメート。甲子園にも出場し、青春を共にした仲間だ。川原は指名後、電話で祝福したと言い「おめでとうって言いました。うれしいけど、お互い育成で狙う枠は一緒。ライバルとして切磋琢磨（せっさたくま）してやっていきたい」と同じ立場として支配下登録を目指す。