ロッテ佐々木朗希投手(21)が12日、故郷岩手でつかの間の“ローキの休日”を過ごした。

10日に侍ジャパン・オーストラリア戦(札幌ドーム)に先発し、11日に空路で岩手に凱旋(がいせん)した。一夜明けた12日は故郷・陸前高田市の高田松原海岸で、自身と同じく3日に誕生日を迎えたばかりのトイプードルの愛犬ラムちゃんと散歩。中華料理店で麻婆ラーメンを食べるなどして過ごした。球団広報を通じて「疲れはないです。昨日は久しぶりに地元でゆっくりしてリフレッシュできました」と振り返った。

侍ジャパンで投手コーチを務めるロッテ吉井理人監督(57)は11日の取材で、佐々木朗について「投げてるボールはすごいので、あれで慣れてくれれば戦力になるなというふうには思って見ていました」と、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)本戦を見越したコメントを出している。

佐々木朗は「WBCはプロに入った時点から出たいと思っていた大会ですし、出たいからといって出られる大会ではないので、出場したい思いはもちろんあります。チャンスをもらえたらチームに貢献できるように、しっかりと備えていきたいと思います」と出場への意欲を見せた。【金子真仁】

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