プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「第51回三井ゴールデン・グラブ賞」受賞者が14日、発表された。

西武では、二塁手で外崎修汰内野手(29)が2年ぶり2度目、遊撃手で源田壮亮内野手(29)が5年連続5度目の受賞となった。

外崎は守備機会711回、送球でアウトにする補殺420回が、ともにリーグ最多。「守備に関しては『慌てない』というのが第一で、あとはポジショニングなど細かいところは積み重ねた経験を生かして、日々取り組んできました。僕の中ではとりたいタイトルの1つでしたし、普段から意識してきたことを評価していただいた証しだと思いますので、うれしいです」と喜んだ。来季に向けても「連続で獲得出来るよう、おごらず頑張りたいと思います」と気を引き締め直した。西武の二塁手通算13度(辻発彦8、山崎裕之2、外崎修汰2、高木浩之1)はリーグ最多を更新した。

源田の守備率9割8分8厘は1位。遊撃での5年連続は大橋穣(阪急)の7年連続に次ぐリーグ2位タイとなった。直近10年では13年から5年連続受賞の今宮健太(ソフトバンク)と2人で独占状態。「自分のアピールポイントである守備を評価していただいたことは本当に光栄です。この賞に恥じないよう、そしてファンの方に喜んでいただけるよう、来シーズンも全力でプレーします」。西武の遊撃手通算19度(石毛宏典5、源田壮亮5、松井稼頭央4、中島裕之3、田辺徳雄2)は両リーグ最多を更新した。

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