リーダーの自覚を持て! 阪神岡田彰布監督(64)が15日、高知・安芸で行われている秋季キャンプ第4クール初日の練習前、円陣でナインへゲキを飛ばした。

野手は大山悠輔内野手(27)、佐藤輝明内野手(23)、中野拓夢内野手(26)、投手は伊藤将司投手(26)、西純矢投手(21)の名前を挙げ、「アップの時から先頭で引っ張っていけ」と主力としての自覚を促した。

するとさっそく、ウオーミングアップのランニングで、指名された5選手が先頭を走った。キャンプも後半戦に突入。“中だるみ”が生まれがちなタイミングで、監督自らピリッと空気を引き締め、さらに若い主力メンバーへリーダーとしての自覚を持つことを促した。

大山は練習後「去年ですね、キャプテンの立場でやらせてもらっていたので、僕はそういうつもりでやっていた。まあでも、年下の選手が多い中で、姿勢を見せられるようにとは思ってやっているので、それで何か感じてもらえるものがあれば」とコメント。佐藤輝も「しっかり引っ張っていけるように、まずは自分の成績を出せるように頑張っていきます」と力強かった。