阪神西純矢投手(21)は原点回帰から平均球速アップを狙う。高卒3年目だった今季は14試合登板で6勝3敗、防御率2・68とブレーク。1試合あたりの直球平均球速は「速くて」151キロ程度だった。

「目標は平均(球速)を上げていくところ。高いところで維持できるようにしたい。(平均)154キロとかになれば、またマックスも上がってくる」。来季は平均球速を自己最速の154キロ前後まで引き上げ、さらなる進化をもくろむ。

そのためにも12月2日からは地元広島で自主トレを開始する。創志学園時代に師事した絹谷真人トレーナーのもとで、久々に体をいじめ抜くという。「体の使い方を良くしていきたい。引き出しを増やせたらいい」。今後は12月中旬からキャッチボールをスタートさせ、1月にブルペン投球を再開するイメージ。土台作りへ、「追い込まれてきます」と気合十分だ。

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