阪神陽川尚将内野手(31)が29日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、150万円アップの2200万円で更改した。

今季は左腕キラーとして立場を確立させ、右投手に対して打率1割9分2厘だった一方で、左投手に対しては3割5分7厘と好成績を残した。主に代打として45試合に出場し、打率2割9分4厘、1本塁打、6打点の成績を残した。

後半戦で状態を上げたことについて「最初は自分の中でも、路頭に迷ったというか正直、どうしたらいいかわからない部分もあったんですけど、そこを少しずつ感覚、練習の中で考えながら、自分の感覚でやって後半にいけたかなという感じです」と振り返った。

来季に向けて「来年10年目なんで、そこをどう変えていくかというか、1日1日結果を求めて、チャンスもそうそう回ってこないと思うので、回ってきたチャンスを生かせるようにこのオフ、頑張りたい。すべてにおいてレベルアップが必要」と力を込めた。(金額は推定)

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