日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は27日、今年6月のバンテリンドームで行われた公式戦で、使用されるはずの試合球が未使用のままインターネットのオークションサイトに出品され審判員に窃盗の疑いがかけられた問題について、NPBの対応は年明けとなる見通しを語った。

「捜査がまだ継続しているという確認は、1、2日前にしている。捜査は年明けまで続くということです。その捜査が終了してから、こちらの対応になると考えている」と話した。

試合は今年6月に行われた。オークションサイトに出品されていることが、ファンから中日球団への問い合わせで発覚した。球団は愛知県警へ被害届を提出。11月2日、当該試合を担当した審判員1人の自宅を、窃盗の疑いで県警が家宅捜索した。