年男を迎えるロッテ安田尚憲内野手(23)が「タイトルホルダー」を掲げた。

プロ5年目の昨季終盤、引っ張る打撃を意識するようになり、長打も増えて開花の予感を漂わせた。「ウサギのように飛び跳ねる飛躍の1年にしたいです。毎年少しずつ成績を上げてはいるのですが、そろそろ今年はガツンと皆さんの期待をはるかに超えるような成績を残したいと思います」と頼もしく宣言した。

三塁レギュラーの座を固めた上で「ベストナインとゴールデングラブの両方を取れる、最高の結果を残せるよう頑張ります」と高い目標を掲げる。昨季は後輩の山口がチーム最多16本塁打で、今後への期待を高めた。左の安田、右の山口の和製大砲2枚で中軸を固められれば、常勝軍団を目指すチームの中長期的ビジョンも一気に構築されてくる。「年男なので、2023年と言えば安田だったなといえる、いい1年にしたいと思います」。3日には、球団公式オンラインストアで安田の年男グッズも販売開始となる予定だ。