阪神岡田監督が中日戦(北谷)で1イニングに6連打を浴びて7失点した桐敷をばっさり斬った。

「1軍はちょっときついよな」。同点の6回に4番手で登板。1死一、二塁のピンチをつくると8番福元の中前適時打から6連続でHランプ点灯を許した。その後の3イニングは無安打に抑えたが、魔の6回は打者12人で7安打7失点。岡田監督は会見で自ら「桐敷炎上は書かへんの?」と切り出した。「ああいう形をこの時期で見せるのはきつい。枠は少ないからな、1軍の。だから、あのへんが一番アピールしなあかん立場やけど。結果があんなんなったらな」。過去2試合は6回1失点と結果を出してきたが、突然の大乱調。第6の先発は桐敷、岩貞、大竹の3枚で争っている構図だが、1人脱落ムードだ。

「追い込むまではええボールなのに、詰めのところで甘いボールいったらあんなヒット打たれるぞ」。期待が大きかっただけに口調は厳しくなる。もともと4イニングの予定だったが、「1、2イニングでやめさせようと思ったけど、投げさせてくれ言うたから、4イニングいかしたんや」とも説明。残り3イニングは無安打に抑えたが、志願の投球で少しは挽回できただろうか。1軍投手は現在18人。今後12、13人まで絞り込む予定で、2軍降格も含め、厳しい立場となった。

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