巨人アダム・ウォーカー外野手(31)が8日、川崎市内のジャイアンツ球場での1軍練習に合流した。

シート打撃では三上から左前打をマーク。初球を捉え、打球はライナーで遊撃手のグラブの横を抜けた。「打席数を重ねるごとに状態はよくなっている。タイミングに関して、ある程度修正できた」と納得の表情だった。

昨季は23本塁打をマークした助っ人もオープン戦で6打数無安打で、キャンプでは最終クールを待たずに2軍調整となった。実戦や居残りでバットを振り込み、調子を上げた。近い距離でマシンと対峙(たいじ)し、目慣らしもしてきた。7日の春季教育リーグ日本ハム戦では本塁打を含む2打数2安打1打点と結果を出し、再昇格が決まった。

このまま上り調子で、左翼の開幕スタメンを狙う。「日々の積み重ねだと思う。まずは1軍でなるべく多くの試合に、欲を言えば全試合に名を連ねられるように。これから準備をしていきたい」と気持ちを高めた。

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