巨人菅野智之投手(33)が10日、ジャイアンツ球場で前日調整した。

11日のオープン戦オリックス戦(京セラドーム大阪)に先発の見込み。「結果も大事ですけど、まずはしっかり自分の納得のいくボールを投げることが大事なこと」と今季3度目の実戦登板を見据えた。

ブルペンで捕手を立たせたまま30球を投げ、動画も撮影してもらいながら、入念にフォームを確認した。2回を完全投球だった4日の韓国サムスン戦では「動きが止まっているような感覚」があり、細部を突き詰め、試行錯誤を続ける。開幕まで残り3週間。経験豊富なエースは「のんびりしていられないですけど、試合の中でつかむのが一番だと思う。練習で理想をボール、理想のフォームで投げられても、試合でできないパターンが多い」と練習と実戦のギャップを埋められるように仕上げていく。

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