日本ハム新庄剛志監督(51)が14日、昔の“貸し”として、旧友に有望選手獲得のパイプ役をお願いした。

現在開催中のWBCで、侍ジャパンと準々決勝で対戦するイタリア代表のピアザ監督は、新庄監督が米大リーグのメッツで活躍していた時のチームメートだ。「僕がアメリカに行った時、空港にピアザが迎えに来てくれて。そのままステーキ食べに行ったんですよ。で、支払いはオレやった」と暴露。代わりに「スカウトしようかな、誰か」とイタリア代表の有望選手の紹介を、おねだりした。

1次ラウンドで侍ジャパンと対戦したチェコ代表にも、目を付けた選手がいた。外野手登録ながら一塁を守っていたM・ムジークで「佐々木君のフォークや真っすぐにも、普通に間が取れていて、パーンと打って、打ち損じて『あ~!』ってなっているところを見て。オレ(球団幹部に)LINEしようかなと思ったもん」と、興味津々。結果は佐々木相手に2三振も、光るモノを感じたようだ。

ピアザ監督については「すごい根性があって素晴らしい選手だった」と尊敬のまなざしを向けながらも、「ま~、日本が勝ちますけどね」と、16日の試合結果を予告した。【中島宙恵】

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