西武隅田知一郎投手(23)は6回3安打1失点の力投も援護に恵まれず、昨季から自身11連敗となった。

1回先頭から楽天辰己、小深田に連打され、フランコに四球を出して無死満塁。続く浅村の二ゴロの間に1点を献上したが、最少失点で踏みとどまった。「フランコで勝負したかったんですけど、四球を出してしまって、そこかなというのはありますね」と反省。一方で2回以降は被安打1に抑え「今季初登板で、力みなくしっかり投げられた」と手応えもあった。

不運にも味方打線がゼロに封じられて、敗戦投手に。「もちろん打ってほしいですし、どうにか1点と思ってますけど、自分が操作できるものではないので」。昨年4月2日のロッテ戦から年をまたいで11連敗で、プロ初登板初勝利を挙げた同3月26日オリックス戦以来、1年ぶりの勝利はならなかった。

▼隅田が昨年4月2日ロッテ戦から11連敗。シーズンをまたいだケースを含む11連敗以上は16~18年東明(オリックス)の12連敗以来で、西武では西鉄時代の59~60年田中喜の11連敗に並ぶ球団ワースト記録。隅田が昨年のシーズン10連敗に続き、シーズンをまたいだ連敗でも球団ワースト記録をつくった。

【関連記事】西武ニュース一覧