阪神伊藤将司投手が今季最短5回で降板し、同最多4失点で初黒星を喫した。

1点を先制した直後の2回。西武柘植に2点適時二塁打を浴び逆転を許し、5回には川越に2ランを放り込まれた。いずれも高めの130キロを痛打されたもの。「全体的にボールが高めに浮いていたのを修正することができなかった。なんとか2失点で粘り切りたかった」。ボールの高さにはこれまでも気を配ってきたが「今日が一番良くなかったかなと思います」と反省した。

岡田監督は「もう初回から悪かったよなあ。『どうなってるの』って言ってたけど、ピッチングコーチと。高めばっかりやんか」と指摘。左腕は、今季6試合目の登板で初めてクオリティースタート(=QS、6回以上自責3以内)を達成できず、先発投手陣の10試合連続QSも途切れた。2年前の交流戦でも敗れた西武を相手に、リベンジ星とはならず。次戦でやり返す。

【関連記事】阪神ニュース一覧