楽天のドラフト1位ルーキー荘司康誠投手(22=立大)が、プロ最短となる2回3安打3失点でKOされ、またもプロ初勝利は預けとなった。「試合を作ることができませんでした。申し訳ないです」と振り返った。

初回の立ち上がりから制球が定まらず、1死から2番山崎、3番青木に連続四球で一、二塁とされると、4番村上に先制適時打を浴びた。続く5番サンタナにも中前打を浴び1死満塁とすると、6番中村に2点適時打を浴びた。

1回だけで47球を要するなど、2回までに4四球、55球。3回1死一塁の打席で代打島内を送られ、降板となった。

神宮は東京6大学リーグの立大時代に慣れ親しんだ舞台。前日3日には「(神宮は)見慣れてますし、いい気持ちです。特殊な感じはしますけど、あんまり思い込みすぎずに…」と平静を意識していたが、悔しいマウンドとなった。