ロッテは阪神と5時間7分のドローから一夜明けの移動ゲームは、1分けを挟んで5連敗となり交流戦単独最下位に陥落した。

0-2の4回1死から「4番DH」のグレゴリー・ポランコ外野手(31)が右翼席をはるかに越える特大ソロ。照明が設置された屋根部分に当たる今季7号は、球団によれば推定飛距離138メートルだった。2-2からヤクルト小川の144キロ直球を捉え「真芯で捉えて打った瞬間、完璧でした」と会心の一撃だった。米大リーグのパイレーツ時代に本拠地PNCパークで右翼場外に流れる川に打ち込んだ経験を明かし、「140メートルくらいだった。それは覚えている(今日の1発も)キャリアで大きいほう。手応えは十分だったので」。6回にも中前安打を放ち、8回には“ポランコシフト”を敷いて大きく空いた三塁線に強い打球を飛ばし左前安打。猛打賞の活躍がこの日は勝利に直結しなかったが「毎試合全力を尽くしてチームに貢献したい。その気持ちだけ。今は自分の良いスイングが出来るボールをしっかり辛抱強く待つことが出来ていると思うので、少しずつ良くなっている証拠」と4番としての役割を貫く覚悟だ。【鎌田直秀】

【動画】規格外パワー!ロッテ・ポランコが屋根直撃の1発

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