4連勝の後の3連敗は痛かった。初回は良かったが、それだけだった。

7試合連続でリードオフマンを務めるキャプテン山田哲人内野手(30)が西武先発隅田が投じた試合開始の初球を左中間へ三塁打。続く球界野手最年長の青木宣親外野手(41)がカウント2-1から119キロカーブを中前適時打とし、先制した。

青木は「山田が良い形で出塁してくれたので最低限という気持ちで打ちました。先制できて良かったです」と語ったが、これが唯一の得点となった。

2回以降は二塁ベースすら踏めなかった。高津臣吾監督(54)は「2回以降セカンドにも行けないので。三振も多かったですし、初めて対戦する相手にしてももうちょっと対策があったと思います」と肩を落とした。

泥沼の12連敗後の4連勝は安打数が11→13→9→10と打線が上向き始めていたが、この3連敗は3→6→6安打と沈黙。この日の試合後、長めのミーティングを開き「いろいろコーチとも話した。ああしてみよう、こうしてみようと案はあったので、選手に伝えていこうと思う」と、再浮上へてこ入れを図る。

この日、不動の遊撃スタメンを外れた長岡秀樹内野手(21)の状態について「良くはないですね」と語り「まだまだやることがいっぱいある。良い結果が出てないですけど、今後のためにというか、いろいろ練習はやっています」と小休止を与えた。

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