巨人の若手選手に張り巡らされた相関関係に迫った。20歳ながら3番で躍動する秋広や守護神大勢、1軍デビューを済ませたルーキーら、未来を担う3年目以内の若手が今季、奮闘している。

普段はあまりスポットライトが当たらない「選手同士の交流」に着目した。交流戦では、セ・パで分かれて活躍する元同僚やアマ時代のチームメートが、旧交を温める再会が見どころの1つだった。巨人ではチームメート同士が、休みの日は何をして、誰とどこにいって、何を思っているのか。矢印をたどりながらプライベートな側面を探った。

選手に作成途中の図を見せ、相関関係を調べると、さまざまな素顔が明らかになった。例えば、秋広が1年目のイースタン・リーグの成績で、ドラフト1位浅野と競争していたり。グラウンドでは分からない1、2軍の垣根を越えた関係性が垣間見えた。

グラウンドでは人生をかけた戦いを繰り広げるプロ野球選手といえども、ユニホームを脱げば20歳前後の若者同士。刺激し合い、時に笑い、ちょっかいをかけ合いながらも切磋琢磨(せっさたくま)する。なれ合いの仲良しこよしでもなければ、いがみ合っているわけでもない。強い相関関係で結ばれながら、未来の巨人を形作っていく。【小早川宗一郎】