西武が今季初の5連勝を飾り、約2週間ぶりに最下位を脱出した。

4連勝で迎えたこの日は先発の高橋光成投手(26)が安定し、序盤から内野ゴロでアウトを稼いだ。4回に先頭に二塁打を打たれるものの、落ち着いて後続からアウト。6回、7回も得点圏に走者を置かれながらも粘った。自身通算4度目の完封勝利で、今季6勝目を挙げた。

日本ハム先発の上原から決定打が出なかった打線は5回、中村剛也内野手(39)に9号先制2ランが飛び出し、主導権を握った。

松井稼頭央監督(47)就任1年目の今季は、これで34勝47敗1分けに。借金は依然「13」と大きく残っているものの、ようやく投打がかみ合ってきた。上向く流れの中、チームは17日の日本ハム戦(ベルーナドーム)で前半戦を終える。

【関連記事】西武ニュース一覧