阪神西純矢投手(21)が、7回9安打1失点と好投した。

今季7戦目の先発で、初めて坂本とバッテリーを組んだ一戦。初回にいきなり無死一、二塁のピンチを招くも、後続を断ち無失点。4点リードの3回は1死一、三塁から宇佐見に左翼線へのポテンヒットを浴び1点を返されたが、4から6回までは危なげなく無失点に抑えた。7回は2死一、三塁のピンチを背負ったが、細川を遊ゴロに打ち取り難を逃れ、この回でマウンドを降りた。

持ち前の打撃力でも能力の高さを示した。3点リードの2回、1死二塁から中日涌井の変化球を捉え、中前にはじき返す今季初タイムリーで追加点をたたき出した。

右腕は中継ぎから先発再転向後、6月30日の巨人戦で7回無失点、7月9日のヤクルト戦で7回1失点と好投を続けるも、打線の援護なく勝ち星はお預けとなっていた。このまま勝てば、約2カ月ぶりの勝ち星となる3勝目をゲットする。