阪神が今季4度目の6連勝を飾り、貯金を今季最多の28に増やした。同一シーズンの東京ドーム6連勝は球団初で、優勝マジックを21に減らした。1点を追う5回2死満塁で、8番木浪聖也内野手(29)の中前2点打で逆転。さらに木浪は1点リードの7回1死満塁で今季1号の満塁弾を放ち6打点と大活躍した。試合後の岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
(囲み)
-木浪のホームランはまさか
「いや、まさかやな。まあ、最低でも外野フライは打ちよるなと思ってたけどな」
-木浪は満塁でよく打つ
「今年はだってキャンプの時も、練習試合とかでホームラン打っとったからな。でもシーズン入って、なあ、なかなか出ないなあっていうのをずーっと持ってたけどなあ。ゼロやったから。まあ今日は一番いいとこで出たよなあ、そういう意味では(笑い)」
-今日で木浪はヒットも打点も1年目を上回った。改めて今年の活躍は。
「あっそう! まあ活躍ていうか、最初から、あそこ(遊撃)はポジション的に小幡と木浪で2人で、もう8番というのをね。まず守りから入ったとこだから。だから、打つの期待してないから8番にしてるだけであって、でも、あそこで打点とか、やっぱり近本の打点が多いのも、やっぱりそこからの起点やろねえ」
-近本も50打点で自己最多に並んだ。
「あっそう、それはやっぱり木浪というか8番バッターの出塁が大きいんやろなあ。ピッチャーがバントで送って、近本とかの打点というかなあ」
-6番の佐藤輝のホームランもすごかった。
「うん、いやいや、まあ、どやろ、5番でも打ってたかなあ。あの初回、でも分からんわ、結局な。おーん」
-最近、佐藤輝も四球も選べている
「うん、そらフォアボールは選ばんと。みんな選んでるんやから。1人だけ選ばんかったら、そら目立つやろ。今日も結構選んだんちゃうかフォアボール」
-今日の四球は10個
「10個! あっそう。今日、6回(打席が)まわって来てるやろ、近本とか。最後6違うた? 6やなあ。こんな時に中野とかがタコはあかんわな。目立つよね。目立つというか、何かがっくりくるよな」
-森下は10個目の死球
「ああ。まあ(相手が)インコースに投げるからやろ」
-うまいこと避けてる
「まあ、避けてるていうか、そら、お前、抑えようと思うてきよるんやから、そら」
-嫌な流れを8回石井が抑えた
「まあ、やっぱり今日はちょっと桐敷が2イニング目なあ、ちょっとボールが高めなあ、左に2本ともちょっと高いのが浮いたからな。まあ、あんなの初めてやったな。今までずっとよかったけれど、おーん。まあ、なあ、やっぱり満塁ホームランあったからな。あそこは余裕で、ある程度3点くらいまではって。そんなピッチャー使われれへんし、岩貞で、タイムリーで1点くらい取られても切ってくれたからな、岩貞も。それは想定内よ。8、9石井と岩崎残ってるし、想定内よ。そういう意味でも木浪のホームラン大きかったな、満塁っていうのは」
-今季東京ドームでのカード負け越しはなし
「ああ、そうか。あんまりそんなのもう考えてないけどな。ま、最後やから明日はな、伊藤(将)やからな、ちゃんと投げるやろ、また」