大経大の最速152キロ右腕、津田淳哉投手(4年=高田商)が9回を6安打1失点で完投勝利を挙げた。

緩急をつけた投球で京産大打線を翻弄(ほんろう)し続けた。8回に失策も絡んで1点を返されたが「最後まで投げきりたいです」と高代延博監督(69)に志願。9回を3者凡退に抑えた。「抜くところは抜いて、締めるところは締めて、よかった。フォークでカウントも取れてスムーズな試合運びになった。手応えはありました」。

大学入学後、最初の紅白戦では最速134キロだった。「直球で押せるように」とウエートトレーニングに励み、現在は152キロまで伸ばした。この日は9球団スカウトが視察し、スカウト陣のスピードガンで147キロを計測。津田は進路について「プロ一本です!」と言い切り、完投とともに猛アピールした。

高代監督も「力感を感じさせないのに球は走っていた。空振りも取れて、フォークも良かった。私が見てきた3年間で一番。ニュー津田君という感じ」とたたえた。

試合は打線も11安打10得点と相手を圧倒し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。【村松万里子】