阪神青柳晃洋投手(29)が、4回を投げ今季ワーストの7四死球4失点の大乱調で降板した。

2回までに58球を要し、5四死球と不安定な立ち上がりをみせた。初回に2死から連続四球を許し、試合前まで今季11打数1安打と抑えていた宮崎に右前適時打を許して先制点を献上。味方が勝ち越した直後の2回は3四死球で2死満塁のピンチを背負うも、佐野を右翼フェンス手前まで運ばれる飛球に抑え、かろうじて難を逃れた。

さらに2点リードの4回は先頭桑原に四球を与え、1死から林の打席でけん制悪送球で二塁への進塁を許し、林にはフルカウントからの8球目が打者の背後を通る暴投で6つ目の四球を与え、続く関根には中前適時打、なおも1死一、三塁から佐野に右犠飛を打たれ同点とされた。その後も2死一、三塁から宮崎に右翼線への適時二塁打で勝ち越し点を許してしまった。

4回で110球。ポストシーズンの先発枠入りへ、黄色信号がともった。

【関連記事】阪神ニュース一覧